お金の増える貯金箱の作り方をS&P500で実践。値上がり分を利確して“擬似配当”化し、年4%目安で取り崩す方法をNISAで安全に運用する手順とともに解説。

貯金しても増えない時代?「銀行に預けてもお金が増えない」
そんなふうに感じる人も多いはずです。
実際、普通預金の金利は0.001%ほどで、100万円を1年預けても増えるのはわずか10円。
そんな中、最近注目を集めているのがNISAでS&P500に投資して“お金の増える貯金箱”をつくる方法です。
貯金のようにコツコツ積み立てながら、値上がりした分を定期的に現金化して使う。
つまり、自分で配当のようにお金を取り出す運用です。

NISAで運用するS&P500とは?
S&P500は、アメリカを代表する500社の株価をまとめた指数です。
Apple、Microsoft、Amazonなど、世界を動かす企業が含まれています。
長期的には年平均7〜10%ほどのリターンが期待でき、アメリカ経済の成長とともに資産も育っていくのが特徴です。
さらにNISAを使えば、運用で得た利益がすべて非課税。

値上がり分を“利確”して擬似配当をつくる
S&P500は基本的に配当を出さない「再投資型」が主流ですが、
値上がりした分だけを売却すれば、自分で配当のように受け取ることができます。
たとえば、投資額が10万円で評価額が11万円になった場合。
1万円分を金額指定で売却すれば、それが値上がり益の利確=非課税の擬似配当になります。
残りの10万円分はそのまま運用を続けるため、元本は保ったままお金を取り出すことができるのです。

年4%を目安に取り崩せば安心ライン
とはいえ、売りすぎると元本が減ってしまうこともあります。
そこで目安になるのが「年4%ルール」。
これは、資産の4%以内であれば長期的に取り崩しても資産が尽きにくいという考え方です。
たとえば100万円運用しているなら、1年で4万円までを取り崩すイメージです。
このペースなら資産を減らさず、“使いながら増やす”仕組みを維持できます。

高配当株よりお得な理由
S&P500の擬似配当運用は、実は高配当株より効率が良い場合があります。
高配当株は定期的に配当がもらえる一方で、配当に約20%の税金がかかります。
しかも、企業によっては業績次第で減配のリスクもあります。
一方、S&P500の値上がり分をNISAで売却すれば、利益は非課税でそのまま受け取れる。
売却のタイミングも自分で決められるため、安定してお金を引き出す“自家製の配当”がつくれるのです。
※年4%を目安に取り崩すと安心ですが、相場が下がっているときは利確できず、予定通りに取り崩せない場合があります。必ずしも利益が出るとは限らない点に注意しましょう!

お金の増える貯金箱を育てよう
S&P500をNISAで積み立てるのは、まさにお金が働く貯金箱を育てるようなもの。
・お金を入れる(積み立てる)
・企業が働く(値上がる)
・増えた分を取り出す(非課税で利確)
取り出しても中ではお金がまた働き続け、翌年にはさらに成長。

まとめ
S&P500×NISAの組み合わせなら、値上がり分を売却して“擬似配当”を得ることができます。
非課税で利益を確定でき、年4%の取り崩しルールを守れば、元本を保ちながら長期的に資産を育てることも可能になるかもしれません。
「お金の増える貯金箱」
それは、S&P500をコツコツ育てながら、必要なときにお金を引き出せる自分だけの資産運用スタイルです。



